セミの抜け殻が消える日?訪日観光と生態系のゆらぎ|職人による手作り焼売・餃子のOEMは【京都点心 福】へ。当社製品の卸売りも承ります。

セミの抜け殻が消える日?訪日観光と生態系のゆらぎ

2025年07月21日 17:32:00

連休の京都駅は、多くの人で混雑していた。 浴衣姿の女性や海外からの観光客が行き交い、祇園祭のにぎわいが街を包んでいた。 その中で、ふと気になったのが「セミの抜け殻が見当たらない」ということだった。 例年ならば木の幹や石垣、道路沿いに無数の抜け殻が見つかるこの季節。 しかし今年は、目を凝らしてもそれが少ない。 最近、一部の訪日観光客がセミの幼虫や成虫を食べる行動がSNSなどで取り上げられている。 食文化は国によって異なるため、一概に否定することはできないが、 セミという生物の生態を考えると、慎重な視点が必要になる。 セミは数年という長い時間を土の中で過ごし、ようやく地上に出て、短い命を終える。 そのプロセスを経て初めて、あの「夏の音」が生まれる。 もし、その循環が崩れていくとしたら、わたしたちの感じている「夏の風景」は静かに失われていくことになる。 私たち京都点心は、食材や季節の巡りと共に生きている。 自然からいただくものの重みを知っているからこそ、 今回のような小さな違和感を、見過ごさずに発信していきたいと考えている。 今夜の食卓には、昔ながらの焼売を用意した。 手軽に食べられる冷凍焼売だが、素材と技術には真心を込めている。 祇園祭の音を耳にしながら、セミの鳴き声と、そしてその背景にある命の在り方について、少しだけ意識を向けてみるのもいいかもしれない。 --- 🍴本日のおすすめ 昔ながらの焼売(京都点心福・冷凍) 冷やし冬瓜と干し貝柱のスープ 枝豆とちりめんじゃこのごはん --- 📌まとめ 訪日観光の増加は喜ばしい一方で、自然との接し方や価値観の違いが新たな課題を生み出している。 セミの抜け殻が「減ってきた」と感じる小さな変化をきっかけに、 これからの京都の自然と観光のあり方を少しずつ見つめ直していきたい。

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