路地裏の「ど根性かぼちゃ」から着想!
かぼちゃの花で「肉汁焼売」を包んでみた
京都・伏見の石畳のすき間から、たくましくツルを伸ばす黄色い花。
近所で話題の「ど根性かぼちゃ」の生命力に刺激を受け、今回は職人が皮で手包みした「肉汁焼売」を、さらに鮮やかなかぼちゃの花でまるごと包んで蒸し上げてみました!
一、伏見の路地裏に咲いた「ど根性かぼちゃ」
酒蔵が立ち並ぶ伏見の静かな路地裏。石畳とアスファルトのわずかな隙間から、青々とした大きな葉と鮮やかな黄色の花が顔を出しました。
アスファルトの隙間から力強く芽を出す「ど根性かぼちゃ」
「誰かが植えたんやろか?」「花が綺麗に咲いたなぁ」と、通りかかるご近所さんも思わず足を止めて笑顔に。
厳しい熱気にも負けず花を咲かせるその生命力に、京都の夏の力強さを感じさせられます。
二、かぼちゃの花って…どんな味?実は美味しいごちそう!
道端に咲く大きな黄色い花を見て、「これ、食べられるのかな?どんな味がするんだろう」と気になった方も多いはず。
鮮やかな黄色の美しさを誇るかぼちゃの花
実がつかない「雄花(おばな)」は、野菜として美味しくいただけます。イタリア料理で高級食材として扱われる「花ズッキーニ」と同じ仲間です。
・味:青臭さや苦味はほとんどなく、実のかぼちゃやヤングコーンのような「みずみずしくて優しい自然な甘み」が広がります。
・食感:加熱すると花びらはしっとりとろけるように柔らかく、根元のガクに近い部分は心地よいシャキシャキ感が残ります。
- サクサク天ぷら:サッと衣をつけて揚げると、甘みと香りが引き立ちます。
- チーズや肉詰めフリット:クセがないため、濃厚なチーズやお肉の旨味を邪魔せず引き立てます。
※道端のものは鑑賞用として見守りつつ、もし直売所や家庭菜園で新鮮な花を見かけたら、ぜひ夏の味覚として試してみてくださいね。
三、完成した「肉汁焼売」をかぼちゃの花でさらに包んでみました!
「この上品な甘みとみずみずしい花びらは、熱々の焼売と重なったらさらに美味しくなるはず……!」
ということで、点心職人の血が騒ぎ、薄皮でキュッと包み上げた完成形の「肉汁焼売」を、贅沢にもかぼちゃの花でまるごと包み込んで蒸篭(せいろ)へ!
職人が手包みした肉汁焼売を、さらにかぼちゃの花でまるごと二重包み!
蒸し上がると、薄皮の内側に肉汁がしっかり閉じ込められたまま、外側の花びらがしっとり馴染んで鮮やかな黄色に!
頬張ると、花びらの優しい甘みと根元のシャキッとした食感、そしてもっちりとした皮を破ってジュワッと溢れ出る濃厚な肉汁が三位一体に。花の爽やかさが脂のコクを引き立てる、至福の創作点心になりました。
花重ねの美味しさをしっかりと支えているのは、皮の中にギュッと旨みを閉じ込めた「職人手包みの肉汁焼売」そのもの。
ご家庭でも、蒸したて熱々を頬張る本物の美味しさをぜひお楽しみくだされ!





