遅れて咲いた金木犀と、秋を受け取る塩焼売の時間
公開日:2025-11-02
今年の京都は、季節の歩みが少しゆっくりでした。例年なら9月下旬〜10月初旬に街を包む金木犀の香りが、 約1か月遅れてようやく満開に。霜降を過ぎ、冷える夜の空気の中で甘い香りがふっと漂い、 遅れて届いた秋をはっきりと感じさせてくれます。
甘い香りは、記憶をひらく
金木犀の香りは、ただ「良い匂い」に留まりません。子どもの頃の帰り道や、季節の始まりの合図など、 個々の記憶と結びついて、心の奥をそっと揺らします。遅れてやってきた秋だからこそ、 その甘さがいっそう深く沁みるのかもしれません。
香りの余韻に寄り添う、引き算の味
満ちる香りのあとは、味は静かに整えたい。選ぶのは、余計な調味を足さない「塩焼売」です。 国産豚と玉ねぎの旨味を塩で引き締めたやさしい設計。湯気の一口目から体がほどけ、後味はすっと清く引きます。 金木犀の甘い余韻に、塩の凛とした輪郭がよく似合います。
塩焼売はこちらから
香りを楽しむ夜に、湯気の塩焼売をひとつ。静かな秋が食卓に満ちます。





