大渋滞を避ける!五山送り火の穴場&
昔は「13山」あった!?歴史の真相
京都のお盆を締めくくる風物詩「五山送り火」。
実は昔「13山あった」という噂の意外な真相から、市内の大渋滞を避けて静かに眺める隠れ鑑賞スポットまで、地元目線でたっぷりお届けいたします!
夏の夜空に浮かび上がる京都五山送り火
昔は「13山」あった!?十山(じゅうざん)の聞き間違い説
「昔の送り火は13山もあったらしい」という話をネットなどで見かけることがありますが、公的な史料を紐解くと、かつて存在して明治以降に姿を消したのは「い」「一」「竹の先に鈴」「蛇」「長刀」の5つ。
現在の五山と合わせて、正しくは「十山(じゅうざん)」だったのです。
・さらに「妙・法」は、西山(万灯籠山)と東山(大黒天山)という2つの異なる山で灯されるのに「1山」と数えるため、数え方の混乱も手伝って「13」という数字が独り歩きしたとも言われています(笑)。
【大文字】→【妙・法(2山で1つ)】→【船形】→【左大文字】→【鳥居形】(計5山・6文字)
大混雑の市街地を避け、「あえて中心部を外す」選択
鴨川の河川敷(出町柳など)や北山通、嵐山などの定番スポットは、夕方前から車と人で大混雑するのが送り火の日の常。
特に車で市街地へ乗り入れると身動きが取れなくなります。
人混みの熱気を避けて落ち着いて手を合わせるなら、「あえて中心部から少し離れる」のが賢い鑑賞法です。
混雑知らず!隠れ鑑賞スポット
市街地の大渋滞を避けて南(八幡・城陽方面)へ向かった先に広がる木津川の広大な河川敷。
遮る高い建物がないため、北の夜空をじっと見つめると「大文字」や「妙・法」などの送り火を遠望できます!
🔍 距離があり暗くて小さいため、矢印付きの比較写真をご用意しました
「遠すぎてほぼ光の点!」ではありますが(笑)、川風に吹かれながら人混みゼロで静かに眺める灯火は格別の情緒です。
大水が出るたびに橋板が流され、それでも何度でも架け直される上津屋橋(流れ橋)。
「流されても、また立ち上がれば良いではないか」
その姿を見ていると、日々の点心づくりで理想の味を求めて試行錯誤し、たまに失敗して頭を抱える自分の姿が重なって見えてまいります(笑)。
木津川のどっしりとした橋に背中を押され、「よし、明日も美味いしゅうまいを包むぞ!」と気合を入れ直した次第でござる。
送り火の日に屋上を開放してくれる大型商業施設。洛南エリアからは東寺の五重塔や京都タワー越しに「大文字」「左大文字」「船形」などを望むことができます。
嵐山中心部の混雑を避け、少し川沿いを南下した河川敷。
西山方面の「鳥居形」や、角度によっては「左大文字」が視界に入ります。
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