【柚子餃子の仕込み日誌】キャベツ倍量×白味噌の妙技!香りと焼き目を極める職人の掟|京都点心福
柚子餃子の仕込み日誌
―― 厨房の香りと、美味しさを守る職人の掟
1.冬の香りに包まれて
初冬の伏見は空気が澄みわたり、厨房で柚子の皮を刻み始めると、部屋中にふわっと爽やかで優しい香りが満ちあふれます。
この仕込みの瞬間に立ちのぼる芳醇な香りこそが、柚子餃子作りの何よりの醍醐味にござる。
2.キャベツ倍量!白味噌がもたらす「つなぎ」の妙
福の柚子餃子は、野菜のシャキシャキとした甘みを存分に味わっていただくため、「キャベツが豚肉の倍量(キャベツ2:豚肉1)」という贅沢な配合にしております。
しかし、キャベツがこれほど多いと水分が出やすく、お肉との結着が弱くなってうまくまとまりません。
そこで活躍するのが京都名産の「西京白味噌」!
白味噌が全体を優しくまとめ合わせる「つなぎ」の役割を果たし、柚子の香りを邪魔することなく、奥深いコクとふんわりジューシーな口当たりを生み出してくれるのでござる。
3.鮮度と香りを封じる「15分ルール」
点心作りは時間との勝負。
京都点心福では、「包み終えてから冷凍庫に入れるまで15分以内」という厳格な【15分ルール】を徹底しております。
包みたての餃子を常温に長く置くと、野菜から余分な水分が出て皮がふやけ、柚子の繊細な香りが逃げてしまいます。
職人の手で素早く包み上げた直後、−40℃の非加熱急速冷凍へ一気に投入することで、作りたての鮮度と香りを閉じ込めます。
4.美しく均一な焼き色を叶える「包み後の一工夫」
ご家庭のフライパンで誰でもパリッと綺麗に焼けるよう、包み終わった後にも職人ならではの成形を施しております。
包んだ直後の底面は丸みを帯びているため、そのままではフライパンと接する面が狭く偏り、焼きムラの原因になってしまいます。
そこで、包んだ後に「底面が平らに、かつ焼き面がなるべく広くなるよう」一つひとつ丁寧に成形して整えます。
「底を広げて平らにすると、ぺったんこになるのでは?」と思われがちですが、ご安心を。
フライパンで蒸し焼きにする際、餡がふっくらと自然に膨らむため、焼き上がりには計算通りちょうどよいふっくら感と美しい厚みに仕上がるよう綿密に調整しているのでござる。
5.冬の食卓や贈り物に
まずはタレをつけずそのまま、爽快な柚子の香りを。
ぽん酢や岩塩を添えれば晩酌のお供に、冬は湯豆腐やお鍋の具材としても相性抜群です。
ご自宅用にはもちろん、冬のあたたかな贈り物としてもぜひご活用くだされ!
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