■ 開発覚書（進捗）

• 素材吟味：鹿児島産さつまいもを蒸し比べ（蒸し・焼き・低温焼成）にて甘みの引き出しを比較。
• 生地設計：外はさくり、中はほっくり。澱粉比率と水分活性の調整中。冷凍解凍後の再現性を検証。
• 糖度と香：蜂蜜／和三盆／黒糖の微量ブレンド案、シナモン少々か否か、京風の上品さを最優先に試行。
• 衣の工夫：素揚げ・米粉衣・パン粉微粒・黒胡麻衣・きな粉仕上げ等、食感と香りの最適解を探索。
• 加熱最適化：油温170–180℃帯での膨化挙動とレンジ再加熱の相性を確認中。
• 表示想定：アレルゲン／栄養成分は最終配合確定後に公開予定。

※ 写真は試作段階。仕様・意匠は予告なく改良されます。

■ 目指す味わいと用向き

• 味わい：さつまいもの自然な甘みを主役に、後口は清く。油は軽やか、“二個、三個と箸が伸びる”設計。
• 場面：お茶請け・お子様のおやつ・秋の集い・贈り物の一口菓。温冷いずれも映える佇まい。
• 仕立て：個包装×冷凍対応を前提に、常備の愉しみを叶える保存性を確保。
• 見目：丸く可憐に。京の秋草（コスモス・薄）を思わせるやわらぎの色で仕上げ候。